MR認定試験「医薬概論」のおすすめ参考書について
MR認定試験の1教科である医薬概論は、薬剤師の免許取得者特例でも必須受験科目となっています。今回は薬剤師免許取得者が医薬概論単科目だけでも勉強できる、おすすめの参考書を紹介します。
医薬概論について
医薬概論は、医薬品情報を支える一般知識に位置づけられる科目です。医薬概論という名の通り、医療に関する制度やMRが持つべき倫理について問われます。MRテキストの目次をベースに科目の要点を記載します。
●MRと倫理
●医薬品概論
●法規
●医療関連制度
●PMS( Post Marketing Surveillance)
受験者による試験科目の例外について
3科目の受験が原則ですが、医師、歯科医師、薬剤師は資格を確認することで「医薬品情報」「疾病と治療」の試験を免除することができます。
新規受験者で有資格者は、受験申請をする前に有資格免許証のコピーをMR認定センターまで郵便で発送するようにしましょう。
医学概論のおすすめ参考書
MR認定試験の多くの参考書は全教科の過去問をまとめていることが多く、医薬概論のみ受験する場合は、不便な構成となっています。
そこでおすすめする参考書は、「MR認定試験 完全攻略 2016 問題集 医薬概論」です。この参考書は領域別での問題集となっています。つまり、受験科目のみ勉強することができるのです。
過去問+予想問題が網羅されている参考書
MR認定試験 完全攻略 2016には、過去問3年分はもちろん収載。さらにMR認定試験で唯一模擬試験を作っている薬ゼミが作成しているため、予想問題が豊富に掲載されています。
医薬概論の単科目のみ受験される場合は、MRテキスト「医薬概論」とこの参考書1冊のみで合格することができると思います。
12月のMR認定試験が近づいてきました。研修の合間の時間を使って、勉強を始めましょう。